今年も各地で綺麗な桜が咲きました。地球温暖化の影響なのか、ここ数年は3月に満開になることが多かったように記憶していますが、今年は4月になってから満開になりました。

 4/7(日)の朝早く車で出発し、「世羅甲山ふれあいの里」(広島県世羅郡)に桜を見に行きました。ここには「しだれ桜の並木道」があり、約250本のしだれ桜の木が並んでいます。開園時間前に到着したので入門ゲート付近にある駐車場へ駐車することができましたが、ここに駐車できる台数は限られているため、満車になると、麓の駐車場に車を止め、そこから入門ゲート付近の駐車場までシャトルバスでピストン輸送される仕組みになっていました。

 入門ゲートを入り入園料(800円/人)を支払い、満開のしだれ桜の下を妻とゆっくり歩いていきました。しだれ桜の木は想像したより大きく、手が届くところまで枝がしだれている木もあって、迫力がありました。並木道の奥にはソメイヨシノの木も植えられていましたが、しだれ桜の花は、ソメイヨシノの花に比べるとピンク色がやや濃く、鮮やかでした。

 並木道の終点には広場があり、沢山のキッチンカーなどが並んでいました。天気が良かったので、「ポレポレだるまのほめられプリン」(三原プリン)とサザエめしを食べ、お土産に瀬戸内のじゃこ天を買いました。迫力のあるしだれ桜をご覧になりたい方にはおすすめのスポットです。

 4/14(日)には、尾道の「千光寺公園」に行ってきました。こちらはソメイヨシノの木が至る所に植えてあります。桜の木には少し葉が出てきており、花の盛りは過ぎていましたが、まだまだ見ごたえがありました。この日は快晴で、気温が上昇し、夏日になったようです。

 千光寺にお参りした後、ソフトクリームを食べながら公園を一周すると、桜の下に座って花見をしているグループが何組かおられました。その後駐車場に行き、車で尾道市街に移動しました。昼が近づいてきたので、尾道ラーメンを食べることにしました。

 尾道には尾道ラーメンの有名店がいろいろありますが、その中のひとつ「丸ぼし」に行きました。向かいのコインパーキングに車を止め、店の外の行列に並んで1時間待つことになりました。私は1日15食限定の「超!煮干しラーメン」、妻は「尾道ラーメン」を注文し、二人で食べ分けてみました。有名店だけにどちらも流石の味でした。
 私の後ろに並んでいたカップルが「餃子もおいしいですよ。」というので、餃子も注文してみましたが、確かにこちらも美味しかったです。写真で見たじゃこめしも美味しそうだったのですが、若者ではないのでそこまで沢山食べることはできず、注文はあきらめました。

 尾道ラーメンを食べた後、こちらも有名な「桂馬蒲鉾商店」に立ち寄り、お土産に蒲鉾(柿天)を買いました。店では、広島名物の「がんす」と特製「コロッケ」も販売していたので、晩酌のつまみとして購入しました。店の人から「がんすとコロッケはオーブントースターで温めて食べるとおいしいですよ。」と聞き、店を出るとアラジンのオーブントースターが2台置いてあり、その場で温めて食べられるようにもなっていました。
 「コロッケ」はとうもろこしとチーズの2種類がありましたが、中はじゃがいもではなく、魚のすり身になっており、どちらも美味しかったです。

 その後、乾物屋に行き、でべら、サヨリ、イワシの干物を購入しました。そのお店の奥の窓からは海の向こうの向島に咲いている桜が見えるようになっており、応対してくれた店主は店にいながらきれいな桜を毎日見られることを喜んでいるようでした。

 残念ながら桜の季節も終わりが近づいてきましたが、来年もこの時期にゆっくり花見ができることを願っています。

著者

還暦おじさん

サラリーマンとして55歳の誕生日を迎えた2018年に関連団体に転籍し、今年(2023年)還暦を迎えました。転籍退職金などを元手にネットで情報収集しながら資産を楽しく運用しています。

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