2023年もいよいよあと僅かとなりました。毎年この時期になると年賀状を書くことになりますが、最近は連絡が必要な時はメールなどを使うため、手紙や葉書を書く機会はほとんどなくなりました。このため、年賀状を書くことは、お世話になった人や友人、知人、親戚などに紙媒体で連絡するほぼ唯一の機会になっています。

 年に1度の折角の機会なので、私は張り切って毎年家族写真入りの年賀状を作成しています。自分や家族の近況をわかりやすく伝えるためには、写真が一番と考えているからです。このことは30年前に結婚して以来ずっと続けています。ただし、一時期、会社関係の人に出す年賀状は、家族写真入りの年賀状とは別に、写真なしの年賀状を作成していたこともあります。
 私に届いた年賀状の中でも、本人や家族の写真が入っているものは、やはり印象に残ります。何年も会っていない友人がやや歳をとってきた様子や、お子さんの成長の過程を見ることができ、家族と一緒に元気に過ごしているのだなと想像できます。

 毎年年賀状を作成する時期が近づくと、書店を訪れ、葉書の半分程度の大きさの写真が挿入できる図柄がある本を探して購入します。購入した本に添付されているDVDからその図柄を「筆まめ」に読み込み、過去の年賀状で使いまわしている自分の住所と氏名のデータをコピーして通信面は完成です。そして、購入した年賀葉書にまず通信面を印刷します。その後、筆まめに登録している送付先の住所と氏名を宛名面に印刷します。
 印刷しただけで送る年賀状はどうかと思いますので、出来るだけ通信面に手書きで相手に伝えたいオリジナルのコメントを記載します。 

 最近は、SNSで年賀のやりとりをする方も多くなり、また、高齢などのため次年度からの年賀を失礼しますというメッセージが記載された年賀状が届くこともあり、私が出す年賀状の枚数は近年減少傾向にあります。

 さて、年賀状は住所録にある宛先にすべて送付するというわけではありません。喪中のお知らせをいただいた方にはもちろん出しません。その他、以前の勤務先でお付き合いがあったけれども、それは仕事の関係があったからで、こちらとしては会社を去った後もお付き合いしたいとまでは考えていない方にも出さないことがあります。

 しかし、そうした人の中にも律儀に1月1日に届くよう年賀状を送って下さる方もいて、当日は午前中から届いた年賀状の返事を書くのに大忙しになります。毎年のことなのであらかじめ年賀葉書は多めに購入しており、元旦から年賀葉書を買いに走るということはありませんが、過去には、届く年賀状の枚数が多かったため、そうしたこともありました。1月3日にも年賀状が到着するので、その日も返事を書いています。

 今年は12月23日と24日の土日で年賀状に添えるコメントをすべて書き終わり、年賀状を投函しました。1年に1回近況をやりとりする貴重な機会として、来年以降も年賀状を書く(印刷する)予定です。

著者

還暦おじさん

サラリーマンとして55歳の誕生日を迎えた2018年に関連団体に転籍し、今年(2023年)還暦を迎えました。転籍退職金などを元手にネットで情報収集しながら資産を楽しく運用しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)