iDeCo受給方法の考察(その4)

 SBI証券iDeCoでは、老齢給付金を老齢年金として受給する場合、資産を残りの給付回数で除して算出した数量が現金化され、源泉徴収されたうえで、指定した金融機関口座へ給付金が振り込まれます。資産額は運用商品の価格に連動して変動しますし、少額ですが老齢年金の受給期間が終了するまで運用手数料(66円/月...

iDeCo受給方法の考察(その3)

 iDeCoの老齢給付金を最大10年をかけて有利に受給する方法を考えました。  具体的には、受給方法として「併給」(一部を一時金として受給し、残りを年金として受給する方法)を選択し、まず年金資産の一部(資産額のx%)を一時金として受給します。残りの資産は年金として受給を開始し、受給開始からy(ただし...

確定拠出年金の運用(その4)

 確定拠出年金の運用について書き始めてみると、記録に残しておきたいと思う過去の出来事を次から次へと思い出し、残していた資料で記憶を点検しながら、とうとう「その4」を投稿することになりました。今回は、オリジナルプランから移行したSBI証券iDeCoセレクトプランの運用について綴っていきたいと思います。...

確定拠出年金の運用(その2)

 勤務先を60才未満で退職した場合、加入していた企業型DC(企業型確定拠出年金)から脱退することになりますが、確定拠出年金は原則60才まで受け取ることができないため、これまで積み立ててきた資産は、退職後の立場に応じて確定拠出年金の手続き(移換手続き)が必要になります。この手続きの期限は加入資格喪失日...

確定拠出年金の運用(その1)

 確定拠出年金は、拠出された掛金とその運用益との合計をもとに、将来の給付額が決定する制度です。掛金を事業主が拠出する企業型DC(企業型確定拠出年金)と、加入者自身が拠出するiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)があります。  企業型DCは、勤務先が制度を導入している場合のみ利用でき、勤務先が揃えた...

株式投資を始めた頃の記憶

 証券取引がオンラインで出来るようになっていた2000年(平成12年)1月に、初めて野村證券に「野村ホームトレード」というオンライン口座を開設しました。当時はまだインターネットが普及していないため、アナログ電話回線を利用したパソコン通信「ニフティサーブ」のサービスを利用して口座にアクセスしていました...