iDeCoのスイッチング 2018年に以前の勤務先を定年前退職し、企業型DCの資産を移換するためSBI証券にiDeCo口座を開設しました。また、iDeCo開始後に法改正があり、定年前退職した以前の勤務先の確定給付企業年金の資産もiDeCoに移換することができたため、iDeCoの資産額はそれなりの大きさで運用しています。なお...
iDeCoの手数料 iDeCoは、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度です。掛金は65歳になるまで拠出可能であり、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。そもそも年金制度であるため税制優遇があり、「iDeCo公式サイト」では、 iDeCoの税制メリットとして、「1....
iDeCo受給方法の考察(その4) SBI証券iDeCoでは、老齢給付金を老齢年金として受給する場合、資産を残りの給付回数で除して算出した数量が現金化され、源泉徴収されたうえで、指定した金融機関口座へ給付金が振り込まれます。資産額は運用商品の価格に連動して変動しますし、少額ですが老齢年金の受給期間が終了するまで運用手数料(66円/月...
iDeCo受給方法の考察(その3) iDeCoの老齢給付金を最大10年をかけて有利に受給する方法を考えました。 具体的には、受給方法として「併給」(一部を一時金として受給し、残りを年金として受給する方法)を選択し、まず年金資産の一部(資産額のx%)を一時金として受給します。残りの資産は年金として受給を開始し、受給開始からy(ただし...
iDeCo受給方法の考察(その2) あけましておめでとうございます。 元旦の本日は「iDeCo受給方法の考察(その2)」をお届けします。 SBIベネフィット・システムズ株式会社(SBI証券iDeCoの記録関連運営管理機関)が作成している「確定拠出年金給付の手引き」(以下「給付の手引き」と呼ぶ)には、「(老齢一時金の課税計算について...
iDeCo受給方法の考察(その1) 以前の勤務先を55歳で退職後、企業型DCの資産と確定給付企業年金の資産をそれぞれiDeCoに移換して運用しつつ、半年毎に掛金を拠出しています。現在の勤務先はおそらく64歳になる年の6月まで勤務することになり、退職時には幾許かの退職金も受領できると聞いていますので、iDeCoの老齢給付金の受給開始は...
確定拠出年金の運用(その4) 確定拠出年金の運用について書き始めてみると、記録に残しておきたいと思う過去の出来事を次から次へと思い出し、残していた資料で記憶を点検しながら、とうとう「その4」を投稿することになりました。今回は、オリジナルプランから移行したSBI証券iDeCoセレクトプランの運用について綴っていきたいと思います。...
確定拠出年金の運用(その3) 企業型DCからの移管資産に加え、確定給付企業年金(DB)からの移管資産もiDeCoで運用することになったわけですが、DBの移換資産額は企業型DCの移管資産額の4倍近いものでしたので、結局iDeCo口座ではそれなりに大きな額の資産を運用することになりました。 このため、性質の異なる様々な商品からなる...
確定拠出年金の運用(その2) 勤務先を60才未満で退職した場合、加入していた企業型DC(企業型確定拠出年金)から脱退することになりますが、確定拠出年金は原則60才まで受け取ることができないため、これまで積み立ててきた資産は、退職後の立場に応じて確定拠出年金の手続き(移換手続き)が必要になります。この手続きの期限は加入資格喪失日...
確定拠出年金の運用(その1) 確定拠出年金は、拠出された掛金とその運用益との合計をもとに、将来の給付額が決定する制度です。掛金を事業主が拠出する企業型DC(企業型確定拠出年金)と、加入者自身が拠出するiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)があります。 企業型DCは、勤務先が制度を導入している場合のみ利用でき、勤務先が揃えた...